やり投げで距離を伸ばしたいなら、「●●」を心がけよう
- 「やり投げ」
です。
こちらのやり投げは陸上競技の中の
- 「投擲競技」
に分類されるスポーツです。
陸上部に所属している中学生や高校生などは、やり投げの種目に参加していない人でも、トレーニングの一環としてやり投げに近い形態を持つ
- 「ジャベリックスロー」
などで親しむことが多いのではないでしょうか。
今回はそんなやり投げというスポーツについて、記録、つまり
- 飛距離を伸ばしたいのであれば心がけたい
というポイントについて紹介をしていきます。
助走の力を槍に与えよう
実はやり投げも、本質的に考えると、他の投擲競技や陸上の高跳びなどと同様に
- 「助走の力を他の動作に与えることで飛距離を伸ばす」
というメカニズムを持っている競技だということがわかります。
これは
- 円盤投げ
- 砲丸投げ
など、または自分自身の身体を投げ出す形になる、
- 走り幅跳び
とも共通する考え方だということができます。
回転の力をやりに与える
また、やり投げについては助走の力にプラスして
- 「回転の力」
もやりに与えてやることが必要です。
この回転の力というのは二つあり、一つは
- 助走を走り終え、やりを投げる瞬間に体がストップすることで得られる「思わず前のめりになる」力
です。
イメージとしては全力でダッシュをしていて、急にストップをした時に体が前のめりになる、あの力をすべてやりに与えてやるというイメージです。
そしてもう一つは
- 投擲をする肩を中心とした回転の力
です。
この二つの回転の力をやりに与えてやることで、やりはスピーディーに、そして、勢いを持って飛んでいくことになります。
そして、特に最初の思わず前のめりになる力を利用する部分については、
- 助走でどれだけの勢いを持てるか
が勝負のカギとなってくるのは言うまでもありません。
このあたりについては、小学校から中学校くらいから、陸上競技に慣れ親しんでいる人であれば、少年団や部活などでジャベリックスローという.やり投げにも似た投擲競技の練習をしている人もいるでしょうから、経験のある人については比較的取っつきやすい概念かもしれません。
動作は何度もチェックを
あとは、いかに
- 助走から投擲までの動作をスムーズに、そして連続して効率的に行うことができるか
という部分にすべてがかかってきます。
実際にやりを投げる練習のほかに、動作の細かいチェックを行うという練習方法も、非常におすすめできるものとなっています。
特に
- やりを投げる瞬間
- やりを手から離す瞬間の速度や角度、空気抵抗
などもすべて飛距離に影響してきます。
できる限り最高の条件でやりを投げるためには、これらの細かい動作のチェックを、何度も何度もチェックするという練習が必要となるのではないでしょうか。
総合的な話をすると、やり投げの競技で結果を出したいのであれば
- 「動作の正確性」
を心がけるようにすると、比較的迷走することなく自分だけのスタイルで、かつ良い結果を出すことのできる投擲スタイルが身につくことでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はジュニアオリンピックやオリンピック種目にも採用されており、陸上競技などでも非常にポピュラーな存在となっている「やり投げ」という競技について、記録を伸ばすにはどのような部分について心がけると良いのか、というテーマをお送りをしてきました。
やはりこちらの競技に関しても、
- 助走のエネルギーをどれだけ投擲物に込めることができるか
という部分が結果に影響してきます。
助走から投擲までの動作の流れを、何度も何度もチェックするという練習が有効ですね。
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