走り高跳びの記録を伸ばす筋トレのハングハイクリーンのやり方とは?
そして、それと同時に、助走を高さに変えるジャンプに必要な筋力も必要になってきます。
そのジャンプ力を付けていくために、おすすめのトレーニングがあります。
それが
- クリーン
です。
ウエイトリフティングの選手がやっている種目です。
ウエイトリフティングの選手は、
- ジャンプ
- ダッシュ
- 瞬発力
が他のスポーツ選手よりも高いことが知られています。
それはクリーンなどの、ウエイトを素速く上に上げる、クイックリフトのトレーニングを多くしているからです。
これを走り高跳びの選手をはじめ、陸上選手は取り入れていくほうがいいでしょうし、トップの選手は取り入れています。
そこで、クリーンの中でも、ケガのリスクの少ないトレーニング向きの
- ハングハイクリーン
を紹介いたします。
走り高跳び選手のためのハングハイクリーン
このハングハイクリーンは、走り高跳びの選手だけでなく、ジャンプ力が必要な
- 走り幅跳び
瞬発力が必要な
- 短距離走
- ハードル走
などの選手にもおすすめです。
競技用のクリーンの動画
こちらは、パワーリフティングの選手がするスクワットクリーンです。
しかし、陸上などの競技でトレーニングする場合は、必要ないかと思います。
形は覚えておきましょう。
ハングハイクリーンの動画
陸上競技のトレーニングとしておすすめなのがこちらです。
- 床からではなく、膝上のハングの状態からスタートする
- キャッチのときにスクワットするローではなく、高い位置のハイでキャッチする
こちらのハングハイクリーンのほうが、ケガのリスクも少なくて、繰り返しトレーニングすることができます。
ハングクリーンのやり方
- 足幅は肩幅手出に開いて立ちます。
- 肩幅程度の手幅でバーベルを持ちます。
- 膝と股関節を曲げてバーを下ろします。バーベルは床まで降ろさず、膝上くらいのハングの位置に準備します。
- 膝と股関節を一気に伸ばして、その力でバーを引き上げます。
- 肩に乗せてキャッチします。肘を前に出して手首に負担がかからないようにします。バーは指に引っかかる程度にしても大丈夫です。
- バーを下ろしてスタートポジションに戻ります。
- これを繰り返していきます。
ハイクリーンの動画
ハングハイクリーンができるようになれば、こちらのハイクリーンもおすすめです。
膝上のハングからではなく、床から引き上げるハイクリーンです。
ハイクリーンのポイントや注意点
ハイクリーンやハングハイクリーンは、スクワットクリーンよりも怪我のリスクは少ないのです。
しかし、それでもフォームが悪ければ、ケガをしてしまうことになります。
それでは、走り高跳びの記録を伸ばすどころではなくなってしまいます。
こちらの動画が非常に参考になりますので、必ず見てみてください。
ハイクリーンのコツや注意点の動画
走り高跳びなどの陸上競技選手におすすめ
今回は走り高跳びの選手におすすめとして紹介しました。
当然、瞬発力が必要な陸上競技の選手全般に、おすすめのトレーニングといえます。
フォームをしっかりと習得して、走り高跳びや陸上競技の選手に必要な
- ジャンプ力
- 瞬発力
をアップさせてください。
もし、
- クリーンのキャッチの動作が難しい
- フォームが習得できない
というのであれば、キャッチの動作を省いた
- ハイプル
というトレーニングがおすすめです。
詳しいやり方はこちらを参考にしてみてください。
このような陸上選手には、瞬発力や跳躍力が非常に重要な能力となります。
これらを鍛えるトレーニング方法はこちらを参考にしてみてください。
走り高跳びで記録を伸ばす方法
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