走り幅跳びでは「目線」の位置に気を付けろ!

【踏切が下手な人ほど「目線」の位置がおかしい】

走り幅跳びでは「目線」の位置に気を付けろ!

走り幅跳びでなかなか記録を伸ばせない方は「目線」に気を使ってみましょう。

 

初心者には小さな要素だと思われるかもしれませんが、走り幅跳びにおいて目線の高さは最重要ポイントのひとつだといえます。

 

プロと初心者の跳び方の違いを見比べてみれば、両者の目線の違いが解りやすいはずです。

 

  • オリンピックに出場しているような選手は皆「前を見ながら」跳んでいます

が、

  • 走り幅跳びを始めたばかりの初心者はたいてい「下を見ながら」跳んでいる

のが確認できます。

 

下を見ながら跳んでしまう選手の多くは、踏切の位置を気にしすぎています。

 

踏切板を超えてしまわないように…と気を付けるあまり、目線が下に下がってしまうワケです。

 

しかしそうやって踏切位置を気にしている方ほど、フォームが崩れて踏切が下手になってしまうのですから皮肉ですね。

 

 

 

 

【目線は真っすぐ向けるのがベスト】

 

走り幅跳びにおいて、目線は「真っすぐ向ける」のがベストです。

 

最初は難しく感じるかもしれませんが、踏切の位置は目線を正面に向けていても把握できるようになります。

 

踏切板を全く見るなということではなく、目線は真っすぐ固定したままで位置だけ確認するといった感じですね。

 

下を向いたまま跳ぼうとすると、身体が丸まってしまうので余計なエネルギーを使います。

 

そのうえ体が変に曲がった状態で跳ぶので、砂場に突き刺さるような跳躍になってしまいがちです。

 

せっかく助走で得たスピードを殺してしまいますし、着地でも怪我をするリスクが高まるしで良いことがありませんね。

 

目線を真っすぐに向けるときは、

  • 1〜2度程度ナナメ上を見るようにするのがコツ

です。

 

人間の身体は自然と猫背に丸まってしまいがちなので、多少上向きを見るくらいでちょうど真っすぐになります。

 

また、ほんの少しだけ上を向くことで跳躍した際の重心移動もスムーズに行えます。

 

 

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【目線は高すぎてもダメ】

 

たまに、目線が下がることを恐れてナナメ上を向いてしまっている選手がいます。

 

1〜2度程度なら問題ありませんが、周囲から見ても分かるほど上を向くのはNGです。

 

上を向いたままだと、頭の重心が後ろに引っ張られてブレーキの役割を果たしてしまいます。

 

跳んだ瞬間にブレーキがかかってしまうため、助走のエネルギーを「頭を前方へ引っ張る」というムダなことに使ってしまうのです。

 

これではいくら速く走ったとしても助走をつけた意味がありませんね。

 

頭の位置はしっかりと固定して、上過ぎず下過ぎず「真っすぐな目線」を確保しましょう。

 

目線の位置を正すだけで、1メートル以上も記録が伸びたという選手がいるくらいですから、気にしておいて損はないと思いますよ。

 

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