走り高跳び用スパイク4選!理解しておきたいメリットとデメリットとは?

【おすすめの走り高跳び用スパイク@ナイキ HIGHT JUMP ELITE(ハイジャンプエリート)】

走り高跳び用スパイク4選!各メーカーから1つづつ厳選!

世界的にファンの多いスポーツブランド・ナイキ。

 

走り高跳び用のスパイクとしては、「HIGHT JUMP ELITE(ハイジャンプエリート)」などが人気です。

 

どちらかといえばHIGHT JUMP ELITEは海外で人気のモデルなので、日本ではそれほど使用者を見かけません。

 

しかしナイキが設計しているだけあって性能は一級品。

 

デザイン性も高いので、周囲の選手と被らない個性的なシューズをお求めの方におすすめです。

 

実は、HIGHT JUMP ELITEはプロのジャンプを研究して設計されたモデルです。

 

走り高跳び用のスパイクに必要な要素・これまで欠けていた要素を徹底的に解析し、世界的なジャンパーの使用にも耐えうる高品質なスパイクに仕上げられました。

 

フィット感が良く通気性の高いアッパー、軽量クッションを用いたミッドソールなど、ひとつひとつのパーツにこだわりが見られるのもナイキならではです。

 

 

【おすすめの走り高跳び用スパイクAミズノ フィールドジオ HJ-I】

 

多くの陸上競技で愛されるミズノの「フィールドジオ」シリーズ。

 

そのなかで走り高跳び専用に設計されているのが、今回ご紹介する「フィールドジオ HJ-I」。

 

公式サイト価格で24,840円(税込み)とやや高価なモデルですが、ちゃんと金額分の価値はある一級品です。

 

フィールドジオ HJ-I最大の特徴は、左右の靴の形が異なるアシンメトリー設計になっていること。

 

踏み切り足をベルトタイプのローカット、振り上げ足をローカットにすることで、踏み切りによる三角靱帯の伸びをガードします。

 

さらにアシンメトリー設計がホールド性を高める効果も発揮するため、怪我と踏み切り時のパワーロスを同時に防いでくれます。

 

日本のスポーツメーカーが作っているだけあって、日本人の足にフィットしやすいというのも魅力のひとつ。

 

海外メーカーのスパイクとは違い、ミズノ製のスパイクはサイズさえ合わせれば「いくら履いても馴染まない」なんて心配もいらないでしょう。

 

 

【おすすめの走り高跳び用スパイクBアディダス アディゼロ HJ】

 

陸上競技だけでなく、野球やサッカーのスパイクを製造していることでも知られるアディダス。

 

スパイク製造に定評のあるアディダスで、走り高跳び専用モデルとして作られているのが「アディゼロ HJ」です。

 

海外モデルですが、26pで約270gと重量は軽め。

 

もちろん踏み切り時の衝撃にも耐えられるよう頑丈な造りになっていますので、同じスパイクを長く使いたいという方にもおすすめです。

 

アディダスのスパイクは走り高跳びの世界トップ選手たちにも愛用されていますので、品質の心配をする必要はないでしょう。

 

このモデルの特徴としては、「安定性」の高さを追求した点が挙げられます。

 

クッション性のあるフラットソール、中足部に追加されたベルト、ソール全体のシャークスキン等、選手の体を支えやすくする工夫が随所に盛り込まれています。

 

 

【おすすめの走り高跳び用スパイクCアシックス タイガーパウ Japan Arch】

 

国内に愛用者の多いアシックスでは、「タイガーパウ Japan Arch」が特に人気です。

 

タイガーパウ Japan Archは走り高跳び・やり投げ両用のスパイクで、全天候対応・土助走路兼用というオールマイティなモデルとなっています。

 

タイガーパウ Japan Archの凄さは主に3つ。

 

  1. 頑丈で密度の低い新素材・SOLYTEを採用したことによる「軽量性」
  2. 通常の人工皮革の約4倍の耐摩耗性人工皮革・RHYNO SKINによる「耐久性」
  3. 足とシューズのズレを最小限に抑える「ホールド性」

です。

 

どれもシンプルな要素ですが、品質の良いスパイクには決して欠かすことのできない重要な要素です。

 

さらに中足部にはベルトが付加されており、これが足とスパイクの一体感を高めてくれます。

 

軽くて・頑丈で・フィットする…タイガーパウ Japan Archは、走り高跳び用スパイクのいいところをギュッと詰め込んだモデルだといえるでしょう。

 

 

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