走り高跳びの知っておきたいルールとは?

【走り高跳びってどんなスポーツ?】

走り高跳びのルールとは?

走り高跳び(走高跳)は、設置されたバーを飛び越える競技です。

 

陸上競技のなかでも「跳躍種目」の一種であり、道具を使わず自らの脚力だけで跳躍しなくてはなりません。

 

競技の開始時点でバーは低めに設定されていますが、全ての選手が跳び終えると少しづつ高くしていきます。

 

最初の高さとバーの上げ幅については、選手の要望や大会のレベルに応じて審判が決定します。

 

ただし、バーの上げ幅は2センチづつ刻むのが一般的です。

 

少しづつ高くなっていくバーを飛び越え続け、最も高いバーを飛び越えた選手が勝利です。

 

同記録が出た場合には、その高さでも試技数が少ない選手が上位になります。

 

 

【走り高跳びの基本的な流れ】

 

走り高跳びは、助走をつけてバーを跳び越える競技です。

 

助走の長さは指定されていないので、自分なりの助走距離を確保してバーに向かいましょう。

 

バーを落とさずに跳び越えることができれば、その高さが成績として記録されます。

 

体がぶつかってバーを落としてしまった場合や、バーを超える前に体が支柱より先の地面に触れた場合は失敗です。

 

バーを落とさずに越えられる限り競技は続きます。

 

同じ高さで3回続けて失敗した場合は失格になり、その日もっとも高く跳べたバーの高さが成績になります。

 

 

【パスの使い方が勝利のカギ】

 

走り高跳びでは、選手自身が「どの高さから跳び始めるか」を決めて構いません。

 

試すまでもなく絶対に跳べると断言できるようなバーの高さは、「パス」することができるのです。

 

また、バーを何段階か高くした後であってもパスを行使することは可能です。

 

他の陸上競技に比べて同記録の出やすい走り高跳びでは、試技数を減らすためにあえてパスを使うことも珍しくありません。

 

走り高跳びでは、パスの使い方が心理戦や体力温存に役立つのです。

 

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