雨の日にはメディシンボールを使って円盤投げの練習をしよう

【メディシンボールとは?】

雨の日にはメディシンボールを使って円盤投げの練習をしよう

メディシンボールとは、様々なスポーツの練習に用いられるトレーニング器具です。

 

見た目はバスケットボールによく似ていますが、内部に1s〜10sの重りが入っているので、見た目の何倍も重いのが特徴です。

 

いわばダンベルに近いトレーニング器具ですが、ボール状なので投げたり振り回したりといった多彩なトレーニングが可能になっています。

 

体幹を鍛えることができるため、メディシンボールは円盤投げの練習にも最適です。

 

通常のダンベルでは難しい「投げる練習」が出来るため、室内でも円盤投げに必要な筋肉を、効率的に鍛え上げることができます。

 

陸上競技の強豪校でも、雨の日にはメディシンボールを使ったトレーニングを行っているところが多いようです。

 

雨が降って競技場が濡れたとき、円盤投げ選手には「無理やり外で練習する」「あきらめて休む」「メディシンボール等を使って室内練習」の選択肢があります。

 

上級者に近づくためにはどの選択肢を選べばいいのか…言うまでもありませんよね?

 

 

【メディシンボールを使った円盤投げ練習の例】

 

真上投げ

 

  1. 足を肩幅よりも少し広めに開き、ヒザを軽く曲げてしっかり立ちます。
  2. 両手でメディシンボールを持ち、上半身を前かがみにして構えます。
  3. 全身を使ってメディシンボールを真上に投げ、落ちてきたメディシンボールをしっかりキャッチします。
  4. この工程を10回ほど繰り返して1セットとします。

 

 

横投げ

 

  1. 足を肩幅よりも少し広めに開いて立ちます。
  2. 身体は正面に向けたまま、顔だけ軽く横を向きます。
  3. 両手でメディシンボールを持ち、顔を向けた方向に投げます。
  4. キャッチボールの要領で、パートナーとメディシンボールをパスし合いましょう。

 

 

後ろ投げ

 

  1. 足を肩幅よりも少し広めに開いて立ちます。
  2. 両手でメディシンボールを持ち、上半身を前かがみにして構えます。
  3. 真上投げと同じようにメディシンボールを一気に持ち上げ、真後ろに向かって投げます。
  4. 頭上でメディシンボールを放すと危険なので、頭の位置を超えたあたりで放すのがポイントです。

 

 

 

 

前方投げ

 

  1. 足を肩幅よりも少し広めに開いて立ちます。
  2. 両手でメディシンボールを持ち、ゆっくり腕をあげて頭の上に持ってきます。
  3. 両手を使ってメディシンボールを前方に投げます。

 

 

円盤投げの技術をしっかりと学ぶならこちらがおすすめ

 

 

ターン練習

 

  1. メディシンボールを片手で持ち、円盤を投げるときと同じようにターンを行います。
  2. メディシンボールは実際に投げて構いませんが、あまり遠くに投げないようにしましょう。

 

 

陸上競技メディシンボールトレーニング動画

 

 

投擲種目はパワーが重要

 

投擲種目は、どれだけ投擲に必要なパワーを生み出すかが重要です。
そのためには、下半身の瞬発力や体幹の強さが重要です。

 

しっかりとトレーニングするようにしましょう。

 

円盤投げに必要なトレーニングはこちらを参考にしてみてください。

 

円盤投げの上達を目指すなら知っておきたいトレーニング方法とは?

 

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