走り幅跳びで記録を伸ばすために意識したい3点のこと

走り幅跳びで記録を伸ばすために意識したい3点のこと

走り幅跳びで記録を伸ばすために意識したい3点のこと

走り幅跳びで記録を伸ばすためには、
  1. 助走のスピードを速くする
  2. そのスピードを跳躍に繋げる
  3. バネを付ける

この3点が重要です。

 

さらに追求していくと、跳躍中の空中動作や着地なども重要になってきますが、まずはこの3点の重要性を理解しておく必要があります。

 

走り幅跳びは短距離の走力が記録に影響する

走り幅跳びは陸上競技ではフィールド競技と呼ばれ、100m走などの走る競技はトラック競技と呼ばれます。

 

一見、競技としては別物のように思われがちですが、走り幅跳びで良い記録を出そうとするならば、

  • 100m走での走力が必要不可欠

です。

 

率直に言うと、脚が速ければ、例え跳躍技術が未熟でも、走り幅跳びでそれなりに良い記録を残すことができます。

 

かつて100mで世界記録を樹立したカール・ルイス氏は、100mを9秒86で走っていた上に、走り幅跳びは8m87の記録を残しています。

 

北京オリンピックの4×100mリレーで銅メダルを獲得し、100m10秒02の記録を持つ朝原宣治氏は、走り幅跳び8m13の記録を持ち、同種目で世界選手権にも出場しています。

 

最近では、ティアナ・バートレッタ選手が、100mと走り幅跳びの両方で活躍しています。

 

この事実から、

  • 走り幅跳びで記録を伸ばす上で、疾走速度の高さが、密接に関係

していることがわかります。

 

疾走速度が低い状態では、好記録は期待できません。

 

跳躍の練習は週に1・2回程度にし、

  • 100m・200mを専門種目とするショートスプリントチームの練習に積極的に参加

し、スピードを高めましょう。

 

走り幅跳びでトップククラスの記録を持つような選手たちも、スピードを高める練習を重要視しています。

 

高まった助走の勢いを跳躍に結びつける技術

いくら疾走速度が上がっても、そのスピードをうまく跳躍に結び付けられなければ、意味がありません。

 

そこで、疾走スピードを跳躍につなげるために、習得しておくべき技術があります。

 

走り幅跳びの選手の腰の位置を見ていくと、

  1. 助走のスタートから徐々に高くなっていく
  2. スピードの高まった区間ではほぼ一定の高さで推移していく
  3. 踏み切り3歩前で位置が低くなる

というイメージになります。

 

実はこの、

  • 踏み切り3歩前で腰を落とす動作が非常に重要

になります。

 

高まった助走の勢いを、跳躍に結びつけるための準備動作です。

 

踏み切り3歩前で腰を落とし、踏み切り板を目指して階段を駆け上がるようなイメージを持って、練習をするといいでしょう。

 

 

2人1組で3歩前の位置を確認

最初から全助走で行うのは難しいので、

  • 7歩助走
  • 9歩助走
  • 11歩助走

と、徐々に歩数を伸ばしていくと、イメージが掴みやすいかと思われます。

 

イメージが掴めるようになり、いよいよ全助走でこの動作を行う場合、2人1組でペアを組んで下さい。

 

1人は踏み切り板に踏み切り足がくるよう、普段通り助走をするイメージで駆け抜けます。

 

もう1人は踏み切り板付近で待機し、

  • 踏み切り3歩前がどの辺りに位置するかをチェック

します。

 

3歩前の位置がわかったら、その位置にマーカーを置き、以降の練習ではそのマーカーを目印に、動作を行うようにしましょう。

 

ペアが組めない場合は、携帯のビデオ機能や、デジカメのムービー撮影で足の位置を撮影するといいでしょう。

 

踏み切り3歩前にマーカーを置くことは、トップレベルの選手でも見られる行為です。

 

試合本番でも認められていることですので、マーカーが見えた方が動作を行いやすい人は、試合でも置いてみましょう。

 

跳躍のバネを強化するトレーニング

疾走速度を高める上でも、より遠くまで跳ぶためにも、バネを強化することが重要です。

 

そこで、2つのトレーニングを紹介します。

 

ウォーキングランジ

1つは

  • ウォーキングランジ

です。

 

姿勢をまっすぐ保ったまま、片足を大きく1歩踏み出し、同時にもう1方の脚の膝を地面に近づけるように腰を落とします。

 

この時、後ろ脚が外側に開いてしまうと、次の1歩が踏み出せないので、しっかりと力が入る位置で留めてください。

 

この動作を交互に行い、50歩2セットを目安にウォーキングランジを行います。

 

ウォーキングランジの動画

 

 

 

バウンディング

もう1つは

  • バウンディング

です。

 

一言でいえば、空中で行うランジウォークです。

 

両脚でジャンプをし、前方へ飛び出します。

 

この時前に来る腕は、肘を前に出し、できるだけ大きく体を使うようにします。

 

片脚で着地し、今度は逆の手脚で動作を行うように跳び出します。

 

最初は30m程の区間でバウンディングを行います。

 

距離が伸びれば伸びるだけ、負荷が増してきますので、

 

100mバウンディングを目標に、行いましょう。

 

バウンディングの動画

 

 

以上3点を意識し、走り幅跳びの記録が上がるよう、練習に取り組んで行きましょう。

 

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