砲丸投げの記録をのばすポイントは下半身の使い方が重要

砲丸投げの記録をのばすポイントは下半身の使い方が重要

砲丸投げの記録をのばすポイントは下半身の使い方が重要

砲丸投げでよくある勘違いが

「記録をのばすためには腕力がポイント
」というものです。

 

確かに砲丸投げに腕力は重要であり、無視することはできませんが、腕力だけ鍛えれば記録が伸びるとほど単純なスポーツではありません。

 

実は砲丸を遠くに飛ばすためには

  • 腕力以外がポイント

になります。

 

きちんとコツを押さえて好成績をめざしましょう。

 

砲丸は下半身で投げる!?

  • 砲丸投げの記録をのばすポイントは「下半身」

です。

 

腕で投げる競技なのに下半身?
と疑問に思うかもしれませんが、砲丸を遠くに投げるには、全身の力を効率よく使って投擲しなければならず、下半身は非常に重要なポイントです。

 

力自慢の選手は腕力に物を言わせて記録をのばすものの、下半身の使い方を学ばなければ、すぐに壁にぶち当たってしまい、記録が伸び悩みます。

 

逆に言えば、正しい下半身の使い方を知れば、多少腕力が弱くてもそれなりの記録は出せるのです。

 

下半身を使って全身の力を砲丸に乗せる

砲丸投げにおけるステップは、助走にあたります。

 

わずか1歩の踏み込みですが、ステップ無しで砲丸を投げようとすると、驚くほど飛距離は伸びません。

 

この

  • ステップを使いこなすことが記録アップには欠かせない

のです。

 

現代の砲丸投げで使われている代表的な投法は

  • 「グライド投法」
  • 「回転投法」

の2種類です。

 

どちらの投法でも、

  • 体のひねりと、ステップの勢いを砲丸に乗せる

ことが飛距離を伸ばすポイントとなります。

 

コツとしては、大きく踏み込んだ足に、全身の勢いを乗せつつスローイングに移行することです。

 

ステップの勢いが十分に乗っていないのに、スローイングに入ってしまうと、ステップの効果が半減してしまいます。

 

また、スローイングが遅れると、ステップの勢いが減少してしまい、ファウルの原因になります。

 

下半身に勢いをつけて大きく踏み込みつつ、しっかりと姿勢を保ち上半身をぶれさせずに砲丸を投擲しましょう。

 

 

グライド投法と回転投法の動画

 

 

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左足の小指で地面を踏みしめるイメージ

右利きの選手が投てきする場合、踏み込むのは左足になります。

 

回転の外側に当たる、左足の小指が浮いてしまうと姿勢が安定せず、せっかく作ったステップの勢いが上半身に連動しません。

 

  • 左足の小指で地面を踏みしめるイメージ

でしっかりと体を支え、きちんと体制を作ってから、上半身で砲丸を投てきすると記録につながるでしょう。

 

 

正しいフォームはケガを予防し記録をのばす

下半身が不安定だと、投てき時に体に大きな負担がかかってしまい、腰や下半身のケガの原因になります。

 

まずはしっかりと下半身を強化した上で、正しいステップをステップを習得し、安定した投擲ができる上半身の姿勢作りに努めましょう。

 

正しい下半身の使い方ができていれば、体に無理な負担がかかることもなく、記録は自然と上向きます。

 

 

砲丸投げで記録を伸ばす方法


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